DX企画推進グループ
DXプロデューサー
上杉
転職時の経歴
鉄道会社 マーケティングチーム 管理職
キャリアパス
鉄道会社で新幹線ネット予約システムの開発企画を担当し、ITベンチャー企業に出向してのITコンサルティング業務や、帰任後のWebマーケティング業務を経験した後にKTCに入社。
KTCでのキャリア
2023年10月入社
モビリティプロダクト開発部
トヨタ自動車の販売会社が抱える悩みをヒアリングし、課題解決のためにITの力を駆使した企画提案やローンチに向けた開発ディレクションを行っています。
KINTOテクノロジーズ(以下KTC略)に転職した決め手はどこでしたか。
KTCのブログを拝見して、プロフェッショナルな社員が大勢いる環境に魅力を感じた。さらに、多くの社員がITの各分野に専門性を持ち、特化して経験を積んでいるところも魅力でした。現職を離れるリスクを負って転職するからには、そこでしか吸収できない知識や経験は何かというところに重きを置いて企業を選んでいた気がします。
実際に入社されての感想はいかがでしょうか。
販売店のDX支援事業のプロデューサー(兼ディレクター)として勤務していますが、このプロジェクトは、今まさに立ち上げフェーズで、ここに参画しないと得られない経験がたくさんあり、毎日が非常に充実しています。
鉄道会社からの転職だそうですが、社内ではどう過ごされていますか?
鉄道業界からIT業界へ、30代で全く異なる業界への転職でしたので、ITに関しての遅れを取り戻すべく、より早く多く吸収したいと思っています。そのため、たくさんの部署や社員と日頃から分け隔てなく関わり、プロジェクトメンバーに限らずラフな助言をもらえるような関係を築きたいと思っています。
これまでで一番印象に残っているお仕事について教えてください。
やはり、初めて販売店様を訪問させて頂いた時のことです。たしか入社から1週間くらい経った時で、まだ名刺もできていないのに福岡の久留米まで飛び込んできました(笑)。まだ社内ではオンボーディングの最中で、勤怠管理の仕方もろくに分かっていない頃でしたが、販売店様の嘆きや混乱、もう少しこうなら!という改善に向けたお声が何よりもストレートに心に響きました。
それはかなり刺激的なはじまりでしたね。
はい。販売店様のことを考えると、これはなんとかしなければ!と心に火が付いたきっかけにもなりました。加えて、1日に複数の店舗を訪問させて頂いたことで、店舗の規模や土地柄、お客様の層など様々な条件の違いによって各店舗が抱える課題は千差万別であることも知りました。販売店支援事業の奥深さや面白さを強く感じた1日になりました。
KTCのユニークだと思う点はどういったところでしょうか。
社員全員がキャリア採用で、バックグラウンドや能力が全く異なる人が集まっていること。です。各分野のプロフェッショナルから多くのことを学べて自分の知識やスキルを磨き続けられるのはとても贅沢な環境です。
なるほど。ご自身のお仕事としてはどのようなスタンスで進められていますか。
着目する視点、手段、ゴールのすべてを自分で設定できるので、どんどん自走していきたいと思っています。まだ会社や事業として十分に成熟しきったとは言えないフェーズですので、よく言えば可能性は無限大、悪く言えば手探り状態のため、自分なりのゴールを設定して周りを巻き込んでプロジェクト化していけるのはとてもやりがいのある環境です。思考力だけでなく、課題発見能力や解決力、周りを巻き込む力が鍛えられます。
前職との違いは大きいですか。
とても大きいですね。前職では、新卒で入社してから2,3年おきにジョブローテーションを繰り返して来られた方が多かったので、同じ一つの目標に向かってこれまで社内で経験したことを糧に、皆で力を足し合わせるような環境でした。
一方、KTCは良い意味で統一感や画一性のない環境だと思います。各々の経験やスキルが全く違うし、長年1つの分野で腕を磨いてきた方が多いので、社員同士の経験の振れ幅を活かして発想をぶつけ合うことで、結果的により良いものを作り上げられる。それがKTCの特徴だと思います。
KTCでこれから挑戦したいことは?
販売店様へのDX支援事業を本格的に立ち上げ、より一層拡大させていきたいです。私自身が駅などの現場で働いていた鉄道業界と自動車業界の現場は、入り込めば入り込むほど似ていると感じることが多いです。特にDXに関してのお困りごとは驚くほどに同じだったりします。お困りの気持ちが痛いほどわかると言いますか、決して他人事とは思えない(笑)、そんな気持ちでご支援させて頂いています。
DXに関する課題感を解決へと導く、やりがいのあるお仕事ですね。
はい。課題を抱えておられる販売店様のご支援はもちろんのこと、それが当然になっていて課題とも思っていない販売店様も、声を上げる時間もないほど忙しくされている販売店様も、KTCのおかげで効率や効果が上がったと実感いただけるように、1つ1つの販売店やプロダクトに向き合って大切に作っていきたいです。
失敗談からのアドバイスがあれば教えていただけますか。
失敗談ではないのですが、私は入社前までクルマのことを何も知りませんでした。 さすがに知らなさすぎたので、転職が決まってからKINTOの取り扱い車種をミニカーで買いそろえて車種の形状を覚えていましたが、残念ながら業務に必要な深い知識はそこまで得られませんでしたね(笑)。
ミニカーで勉強とは、とてもいいエピソードですね。
実際にはそれだけではダメで、販売店様のお困りごとを察知するには、クルマのことはもちろん、買い方/売り方、納車までのフォロー、メンテナンスの方法、次のおクルマのご提案方法なども知っている必要があるので、何度も販売店に足しげく通い、生の情報から学ばせていただいたことは今事業に挑戦する上でとても貴重な財産になっています。
KTCでのDXに関わるお仕事は上杉さんにとって、刺激的ですか?
そうですね、毎日が刺激的です(笑)。というのも、私の役割は販売店様からヒアリングした中で課題と解決策を見出し、解決までの地図や絵を描くような役割です。それを私も含めたディレクターがきめ細やかな仕様の詰めをして進行、デザイナーがUI.UXを開発、ビジネス観点も有した開発陣が実装、その後関係者の試験を経てリリースした後はプロデューサーの再ヒアリングやディレクターの数値検証を経てPDCAを回して改善し続けるという流れです。周りの方々の支えのおかげで、小さくならずに多くの選択肢から常にダイナミックな提案をしかけることができていて、販売店様の抱える課題に対して直線距離で挑戦し続けられています。
応募者にひとこともらえますか。
これまでの経験が活かせるだろうか?自動車に全然詳しくないとダメかな?など不安に思っている私みたいな人がいたら、ぜひ気にせず思い切って飛び込んでみて欲しいです!ITの力で自分や周りの方を前に進めたいというやる気と熱意さえあれば、どんな人でも自分の得意分野を活かして活躍できる環境がKTCには整っていると感じます。それと同時に、周りから吸収したことをまた新たな自分の得意分野にして、より一層活躍できる「わらしべ長者」にもなれる柔軟な環境も備わっています。
上杉さんからみて、KTCの魅力は?
内製開発の強さを実感できる会社であることです。世の中に溢れる技術やサービスは、ここで相談すればなんでも実現できてしまうのではないかと思うほどです。課題を見つけ、それを共有する会議を社内で30分するだけで、誰かから「やれます!作れます!」と声が上がる会社です。目の前の困っている人に対して、ITの力ですぐに解決の扉を開くことができるのは魅力です!
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